指揮者まんがのつづき。
指揮者ねためも
楽器まんがなのに指揮者?とうい感じですが
一応「楽団という大きくて、この上なく贅沢で、この上なく扱いにくい楽器的な何かを演奏する人」というイメージで
ゆるく見て下さい。
指揮者をちらっと知ると音楽がちょっと楽しくなりますよ^^
…というのは建て前で、「指揮者ジョーク」を読んだらもう
まんがに入れずにいられなかった、というのが理由の7割くらい占めてます。
●指揮者ジョーク
ヨーロッパ祭に向かっていた飛行機一杯の指揮者のことを聞きましたか?
良いニュース:その飛行機が墜落しました。
悪いニュース:その飛行機には空席がありました。
(訳注:この手のジョークのよくあるパターンでは、"悪いニュース"は「それは誤報だった」ぐらいなのですが....)
ここから引用しました。
他にも
~指揮者が居ない場合~
金管 「木管死ね」
木管 「弦楽器死ね」
弦 「打楽器死ね」
打楽器「金管死ね」
~指揮者が居る場合~
金管 「指揮者死ね」
木管 「指揮者死ね」
弦 「指揮者死ね」
打楽器「ねー昼何喰う?俺ラーメンがいい」
(アンサイクロペディアとか、色んなとこに載ってます)
こんなきっつい楽器ジョークがわんさかでてきたので、
指揮者はこんなキャラになってしまいました。笑
●杖ついてます。
けっこう有名なエピソードに、
「昔の指揮者は、棒を振るのではなくてもっとでかい棒で
床をゴッ!ゴッ!と叩いて拍子をとっていた。
そしてその時誤って床じゃなく足をゴッ!してしまい
その怪我がもとで指揮者が死んだ」というのがありました。
おおう…ヘビー…
王の御前での演奏会だったそうなので
演奏を失敗したら地獄。って感じで
必死だったのでしょうかね。
●みんなの秘密知ってます。
指揮者の持つ楽譜は、登場楽器全員分が載っています。
なので皆がどこで何やってるか、全て把握できちゃいます。
でもその楽譜の読み込みはホント大変そう。
だって楽器全部って…そんでその楽器内でも何パートかに分かれてて…
その全体を見なきゃいけないとなると
どれだけ大変なのか想像不能です。
●指揮者って必要?というよく聞く質問
人数が少なかったらいらないかも。
でも「楽団」という大きな集合体になったらいないとキツい…
それが指揮者だと思っています。
ただ棒振ってるだけじゃない人です。
曲中で「ここはゆっくり」と指示されても
一人一人の「ゆっくり」の定義は違うので、
それぞれが自分のペースで演奏すると曲が崩壊します。
そこで誰かのペースにゆだねる、そのまとめ役が指揮者の役割の一つかなーという感じです。
楽団全体を見て、
曲中の全ての楽器の役割を把握し、個別の楽器に細かな指示を出しながら
バランスを整えていく。
その結果の本番なのか~と思うと、
舞台での演奏を見るのがよりが楽しくなります♪
同じ曲でも楽団によって全然テイストが違うのですが、
6~7割は指揮者の好みや考え方が反映していることが原因だと思います。
同じ肉じゃがなのに「この人のは好き、あっちの人の肉じゃがは好みじゃない」
同じ生姜焼きでも「甘めはきらい、しょっぱい系の生姜焼きが好み」
料理に対してそう思うのと一緒かな~、とそんな感じでとらえてます。